Three S TG-035 Martin 00-42モデル トルバドール

ThreeS『TG-035』の出品です。

1970年代に愛知の楽器メーカー『鈴木バイオリン』が企画・販売していたモデルのひとつ。Martin0や00サイズの12フレットジョイントを模した一群をトルバドールシリーズと名付け、非常にニッチなギターを展開していました。
1990年頃からはバンド『たま』のメンバーが愛用したことで再評価されるも、元々あまり個体数が多くなく、ジャパンヴィンテージの中でもプレミアがついて高値安定が続いているモデルです。
特にここ10年くらいは本当に見かけなくなりました。おそらくファンが手放さないのでしょう。お探しだった方はご検討ください。

トップ：スプルース単板
サイド：ローズウッド合板
バック：ローズウッド合板
ネック：マホガニー
指板：ローズウッド
ブリッジ：ローズウッド
ブリッジピン：ローズウッド
ブリッジサドル：牛骨
ピックガード：セルロイド削り出し
ナット幅：約45mm
装飾：Style-41アバロンバインディング
ペグ：オリジナル3連タイプ

コンディションについて。
製造から50年が経ち、これまでそれなりに弾かれてきたので経年の使用感があります。
ネックはやや順反り、12フレット部分の弦高約2.5mm。ネックが安定しているのでトラスロッドは触っていません。出品にあたって当方が確認した時点で、ビビリや音詰まりは感じませんでした。
トップ板のブリッジ下にクラック痕を認めますが、専門店できれいに修繕されており、触っても段差を感じない程度です。
こちらはL.R.BUGGSのピックアップ（LyricsだったかAnthemだったか…）が中に仕込まれていますが、エンドピンジャックの外し方がわからず、ピックアップ一式が内部でそのままぶら下がっています。ずっと使ってなかったので動作は未確認ですが、インストールし直して使うなり、取り外して売ってお小遣いにするなり、購入者様側で処理してくださいませ。
約50年前のヴィンテージギターであるとともに、弦高など調整の余地もある個体です。あくまで『弾けるジャンク』として出品するので、NC/NRでお願いします。

ハードケースはオマケで、あくまで発送のための梱包材として扱います。
発送サイズを小さくするため、ハードケースに直接手札を提げてヤマト着払いで送ります。