櫻井ギターNO10 1979年

説明不要の櫻井ギターです。

当時の櫻井ギター材の良さもありは下位モデルとは言え決して侮る事は出来ません。もちろん総単版
アルペジオを弾くと重厚な低音をベースに本体から湧き上がる様に濃厚に鳴り響きうっとりとします。
高音もアクが抜けたクリアな鳴りです。
作りも丁寧で手に吸い付くようなネックも魅力ですし、エボニー補強材のダブルストライプも素敵です。

鳴りを表現するのは難しいですが
絵画で言えば油絵的、コーヒーなら深煎りとでも言いましょうか‥
お好みが合えば最高のギターだと思います。

世界的に櫻井ギターが評価されている理由が分かります。
トップ材は松か杉か非常に見分けにくい外観ですが私は杉ではないかと思っています。
今後も弾き続けるつもりでしたが腱鞘炎で650ミリのギターが厳しくなってきた為送り出す事にしました。

ご存知の様に櫻井ギターは中古でも高値が付きNO10で店頭販売で13万〜15万位の値を付けますがこちらのギタートップ右上　　に塗装クラックその他小傷、サイド白乳の為格安とさせてもらいました。
また、光の悪戯でくすんで写ってしまっている写真もあるので他の写真と見比べて判断してください。
ネックコンデションやフレット等問題ありません。
ザドルを長めに作っている為左右にずらして好みの弦高に出来ます^_^

また、クラックのある場所は音に一番影響を与えない部位でもありますし本体に達していないのでそのままで問題無しです。

これを機に名工のギターを手にされて見ては如何でしょうか。

弦長　650ミリ
弦高　12F6弦約4ミリ、1弦約2.7ミリ
　　　（写真のザドル位置で）
ネック　ほぼストレート
※古いセミハードケースに入れてプチ巻き
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